自分探し ②
①サルサ→フラメンコ
②英語を話せる様になること
③臨床心理士になること・・。
今回は②についてお話させていただきます。
(私事ですので読み飛ばしてくださいね!)
学生の時は洋楽を聞いていたお陰で(?)学校での英語の成績は良い方でした。
でも実際聞き取りや、喋るとなるとてんでダメ。
最初に入社した会社で、いきなりTOEICを受けさせられた時は、
「テストの説明が既に理解できないんですけど・・?!?」
という、目も当てられない状況でした・・。
その後英会話教室などにも通った事はあったのですが、自分が映画を字幕無しで見れる日が来るのが全くビジョンとして見えてきませんでした。
その後、自営業を始めてからは全く時間にも心にも余裕が無くてそんな事はすっかり忘れていましたが、28歳の時にもう一度英会話教室に通いはじめました。
もう時代は「これからは中国語だ!」とか言われていましたが、あくまでもあれは既に英語が喋れる人が次の言語として、じゃないですか?!
私にとっては、やっぱり仕事をする上で(特にインターネット関連とか)英語がペラペラなら・・・と実感する事が多かったので再び挑戦!
で、方法を考えました。
・留学・・・・面倒くさい(←ここがダメ人間)
・英会話学校・・・・上達する実感が無かった(時間がかかる)&お金もかかる!
・六本木に通う・・・・・・・・・・・・
ある時、仕事を探していると「英会話・ビジネスレベル」「英会話・日常会話」というレベルで採用条件を分けていることに気がつきました。「ビジネスレベル」なら無理でも、「日常会話」、ならなんとか無理を通せそう・・?
仕事でいきなりいっちゃう・・?
・何より早く上達しそう!
・海外にいかなくて済む
・しかも!お給料までもらえる!
良いことずくしだ!これだ!行っちゃえ、行っちゃえ!
問題は・・・・「今現在喋れない事・・!」
それは気合でカバーする事にしました。
面接で「一部、英語面接になると思います」と聞いて覚悟はしていたものの、実際は
・・・全部英語でした・・!
もう頭の中は真っ白で何をしゃべったのか覚えていません。
面接が終わってから、エレベーターの中で真っ白な灰になっていました。
後で紹介会社の人から面接の結果を聞き、「英語はイマイチだったけど他のスキルがあるのと、一緒に仕事をしやすそうな人だったから」と採用になった、と聞きました。
やったー!やったー!
・・と喜んでいたのもつかの間、実際会社に入ると半分ぐらいは外国人。
色んな国の人。
アイルランド人、オランダ人、イギリス人、中国人、韓国人、インド人、オーストラリア人、ニュージーランド、カナダ・・・・・・。
上司はアイルランド人で日本語がペラペラでした。
・・・が、社内での共通の言葉は相手が何人であろうと英語でした。
社内の文章もメールも英語。
最初は3行のメールを送るのに30分以上かけてしまったり(この!役立たず!)外国人がこっちにやってくるたびに冷や汗をかいたり。
でもそんな環境に居るからこそ、家に帰っても勉強を必死でしました。
そこまで追い込まないと勉強できないんですよ、私・・(TдT)
でもものすごく楽しかったです。
毎日「あちゃー!どうしようーー!!」ってオロオロしながらも、ものすごいわくわくしていました。
当然「英語、日常会話レベルならOKです」という嘘をついて会社に入ったので、迷惑は沢山かけました・・。
同僚に会議中に通訳させたり、上司にメールの文法チェックさせたり・・。
(ありえない大迷惑!)
でもそのお陰で随分上達しました。
その会社では、ランチは国ごとに分かれていく事が慣習になっていたのですが、あえて私は違う国の人を誘っていました。
閉鎖的で内向的な私にとってはありえない事でした。それだけ自分を変えたかったんですね。
おかげで英語だけじゃなく、色んな国の背景や、それぞれの歴史に興味を持つようになりました。
日本人の友達もできました。
それまでのベンチャー起業で、すっかり人間不信に陥っていた私だったのですが、信じられない位心を開く事ができるようになりました。
ものすごく温かい人たちのお陰なのですが、たぶん何より、自分が自分自身で「閉じて」しまっていた心をもう一度「開いた」からだったのだと思います。
自分が開けば相手も開いてくれる。
いや、相手が開いてくれていたから私もようやく開けたのか・・・?(ノ´∀`*)
その会社は辞めていますが、そこで出会った人たちは今でもいい友人です。きっと、ずっと一生。
長くなりましたが、こうして②の英語を話せるようになりたい!
は、予想以外の特典付きで良い結果を出しました!
①はしょぼかったですからね・・。